大阪府西成区、動物園前駅から徒歩6分。
昭和29年開業の老舗銭湯『日之出湯』
脱衣所の鯉アートや、高濃度水素風呂で人気の「美容と健康」をコンセプトにした銭湯です!
本日は日之出湯を経営されている西野明美さんにインタビューしました。
以前紹介した『日之出湯』の記事はこちら!
裸になれば、みな平等。
ーー西野さんが思う、銭湯経営のやり甲斐や魅力ってなんですか?
日之出湯は「清潔感」には力を入れているので、湯の透明度や浴場の清潔感を褒められると素直に嬉しいですね。
「清掃」にはどこよりも全力で取り組んでいる自信があります!
お客様に「こんな綺麗な銭湯はない!」と言ってもらえる時にやり甲斐があります。
ーー今は「銭湯=汚い」イメージを持つ若者も多いので、清潔な銭湯は若者の銭湯イメージを変えるパワーを持ってますね!
西成区は高齢者の多い町なので「銭湯=清潔」と若者にも認識してもらい、老若男女問わず愛される銭湯にしていきたいです。
魅力で言うと、銭湯は「お客さん同士のコミュニケーションの場」としてかなり価値あるものだと感じています。
年齢や職業問わず『裸になれば皆平等』ですね。
譲り合いがあったり、「このお湯いいね」などのコミュニケーションが生まれるのは銭湯だからこそです。
「湯治場の銭湯」としての価値を発信していきたい。
ーー『日之出湯』のおすすめポイントを教えてください!
日之出湯の魅力は「健康と美容」に特化しているところです。
アトピーやがん予防にも効果的な「高濃度水素風呂」を大阪で初めて導入したり、使用している水全て「軟水」を使用しているので、美肌効果や抜け毛効果にも効果があります!
ーー凄い… 全て軟水を使用している銭湯は大阪でもかなり珍しいですし、なにより水素風呂の効能が万能すぎですね。
日之出湯は「病気を治せる銭湯」を目指し、湯治場として今後は遠方から療養や健康のために訪れるお客様も増やしていきたいです。
その他にも酸素カプセルや枇杷蒸しなどの美容・健康に特化した設備も充実してますので是非!(笑)
協力しながら、盛り上げていく。
ーー今後、銭湯業界を盛り上げる上で必要なことはなんですか?
現在、経営難や後継者不足がきっかけで閉業する銭湯が多いので、そんな今だからこそ他の銭湯とも連携を取って閉業数を減らす動きが重要だと感じています。
最近では「にしなり銭湯スタンプラリー」といった西成区にある銭湯でスタンプラリーを企画したりとか。
全体で励ましあって協力し合いながら業界全体を盛り上げていく動きが今後必要ですね。
ーー衰退している現状もあれば、「サウナ―」といったサウナブームがある状況でもあるので、今は踏ん張って一緒に大阪銭湯を盛り上げていきましょう!
本日はありがとうございました!