大阪屈指の食い倒れ街「新世界」や日本一の高層複合ビル「あべのハルカス」など、複数の顔を持つ大阪の繁華街『天王寺』
その中でも高層オフィスビルが生い茂る天王寺駅前に、ひときわ安心感を放つ大型銭湯があるんです。
今回は天王寺駅から徒歩5分、十字路の角に位置する「湯処 あべの橋」を紹介していきます!
入口にある謎ののれん「パンダ湯」とは一体?
銭湯好きの方もそうでない方でも、誰もが一度足を止める謎ののれん「パンダ湯」
どうやら期間限定の展示イベントなのだそう。
この期間は入口だけでなく、休憩スペースや浴場内にもパンダの世界が広がっています!
パンダの親子、めちゃくちゃかわええ…
と、浴場に入る前は僕も思ってましたよ。
しかし、浴場内の壁には誰も知らないパンダの衝撃的な秘密がイラストで貼られており、良い意味で期待を裏切られました(笑)
2020年9月2日まで期間限定で展示されてますので、気になる方はお早めに!
「ぽかぽかの湯に浸かりながら、のほほんとパンダのイラストを眺める」
これ程の癒しは日常では滅多に感じられないと思いました。
ちなみに通常時は青色ののれんが目印ですのでお間違いなく!
お待たせしました!
浴場内を紹介していきます。
スーパー銭湯並みの広さと種類に恐怖を感じた。これで450円…
湯のラインナップは以下!
- 白湯(主湯:40℃)
- 寝湯
- 座り湯
- 源泉風呂(41℃)
- ジェットバス
- 電気風呂
- 備長炭黄金水風呂(18℃)
- スチームサウナ(無料)
- 乾式サウナ(82℃・200円)
- 休憩用イス
スーパー銭湯並みの充実した設備と広さに驚きました!
都会でここまでの広さと種類を誇る銭湯は滅多にないのでかなりのお得感。
一つ一つの浴槽がかなり広めに作られてますので、ゆったりして浸かれる事も魅力の一つ。
毎日搬入!「天然温泉」が都会で楽しめる贅沢。
なんと湯処あべの橋、大阪市港区の『天然温泉テルメ龍宮』から毎日源泉を搬入してるんです!
湯質への強いこだわりも湯処あべの橋ならでは。
都会の銭湯で天然温泉に入れるなんて思ってもいませんでした。
白湯と比べると1℃程水温が高く、身体の芯までじんわり温まりました!
ちなみに、冬場は記載温度より1~2℃高く水温を設定しているそう。
夏と冬で水温が違うのも細かい部分ですが嬉しいですよね!
タワー型サウナなので温度の調整が可能!
湯処あべの橋のサウナは「タワー型サウナ」と呼ばれるタイプで、階段状のサウナ室になっています。
タワー型サウナの魅力は大きく分けて2つ!
・収容人数が多い!
・ベンチの高さによって温度差があるので、温度調節が可能!
湯処あべの橋のサウナにはTVも付いてる(しかも日本テレビが流れている)ので、見入ってしまいサウナの出るタイミングを失ってしまいました…
銭湯のTVって野球が流れていたりニュースが流れてたりする中で、日本テレビ流してる銭湯あんまりなかったな~とふと思いました。
サウナは有料(200円)ですが、無料で入れるゆったりスペースのスチームサウナも完備。
座る場所が自動で洗浄されるので、スチームサウナ特有のぬめっとした不快感がない点が個人的に推しポイントです!
風呂上がりは休憩スペースでまったり!期間限定でイベントも開催
休憩スペースの広さもスーパー銭湯並み!
また、ドリンク・アルコールの種類も豊富で、大阪の地ビール「箕面ビール」までありました。
この休憩スペースでは期間限定の展示イベントが頻繁に行われています!
訪れるタイミングによってイベントが変わっていたりするので、公式Twitterをチェック!
昔から「人と人のコミュニケーションの場」として愛されてきた銭湯ですが、湯処あべの橋では「人×人」だけでなく「人×モノ(作品)のコミュニケーションの場」としても発展させている事に衝撃を受けたのと同時に、まだまだ銭湯が提供できる社会的価値は多く、銭湯の未来は明るいと確信しました。
天王寺の巨大銭湯「湯処あべの橋」は魅力の宝庫だった。
湯の種類も広さもスーパー銭湯並みの銭湯「湯処あべの橋」
広いにもかかわらず一つ一つのクオリティに一切の妥協がなく、常に満足感や快適性を感じさせてくれる銭湯でした!
スタッフの数が充実している分、清掃のスパンも早く、常に清潔感を維持されている点もGOOD。
訪れるたびにイベントが変わっているほどたくさんのイベントをしている銭湯なので、是非訪れる際は公式Twitterより最新情報を確認してみてください!